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夏の日に思う
2008 / 08 / 19 ( Tue )
お盆には親戚の家に行く(帰省する)人が多かったでしょう。
私もそうでしたが、そう遠くはないので、「車でちょっと行く」という感じでした。

その中の一つに「宇土市」があるのですが、ここの家の近くに「天満宮の池」という小さな池があります。文字どおり神社のすぐ下にあり、水が湧いているのか、雨水が溜まっているのかは分かりませんが、それほどささやかな池でした。
blog用
どこにでもありそうなこの池から、熊本の魅力というものがとても奥深いことを実感することができます。

明治24年、熊本の旧制第五高等学校に英語教師として赴任してきたラフカディオ・ハーン(小泉八雲)「夏の日の夢」という作品(エッセイ)の中で、この池のこと(といわれている)を書いています。

と、その前に「夏の日の夢」について。
この作品は、ハーンが長崎に旅行したときに、その帰りに船で渡り、三角の旅館で休んだ後、人力車で熊本市へ向かったときの様子が書かれています。浦島太郎などの話とも混ざって(?)いて、不思議な雰囲気をつくっています。

現在の三角西港の浦島屋(復元)はハーンゆかりの地として有名で、見ごたえもありますが、この池らしきことの記述もあるのです。(そう看板に書いてありました)
文中では、
「まちっとで、長浜ですけん。そこまで行きゃあ。水がたっぷり湧いとりますたい。そらもう、きれいな、よか水ですばい。」
と車夫の言葉で紹介されています。(岩波少年文庫「雪女 夏の日の夢」より)
当時は、
「水盤から冷たい水がたえまなくあふれだしていた。」(同文中より)
らしいのですが、今はその姿は変わってしまったようです。
姿は変わったとしても、近くの小さな池から、熊本ゆかりの文豪ハーンの作品との関係へと繋がり、熊本の歴史を物語る重要なパーツとして、その魅力を感じさせてくれたのです。

まあ、観光客が訪れて・・・というわけにはいきませんが、そういう場所があるというのを知るというのは、他の場所でも魅力を見つける目を養うことにもなるのです。探究心や好奇心の幅が広がるということかもしれません。
(興味がない人はすいません)

ささいな場所にどんな魅力が眠っているか分かりません。
でも、見つける(自分の興味と合う)と、まさに“芋づる式”に面白さが広がるのです。そのきっかけとして「ご当地検定」で地元のことを学ぶのはとてもいい機会だと(個人的に)思います。

「夏の日の夢」は、当時「東の国から」に収められていましたが、今は前述したように、有名な「雪女」や「ムジナ」、「耳なし芳一の話」と一緒に、子ども向けの文庫本として出版されているのも面白いですね。

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