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くまもと平家遺産めぐり【5】秘境・五家荘に泊まる(前編その2)
2012 / 07 / 03 ( Tue )
節電の夏です。
夏は天然の涼しさを求め、山へ出かけましょう。

さてさて、「秘境・五家荘に泊まる」といいながら、まだ五家荘に着いていませんでした。
(というか更新が遅くてすいません)
前回、ようやく五木村に辿り着き、一息ついたところまででした。

「道の駅・子守唄の里五木」から、雨降りしきるなか、国道445号を、五家荘方面へと進みました。
五木村から八代市泉町に入る(実際どの時点で入ったのかは不明でしたが)と、急に道幅が狭くなります。
いよいよ秘境・五家荘です。

私は何回か訪れたことのある場所なので問題ありませんでしたが、初めての人は運転にはくれぐれも注意が必要です。
特に落石。道に転がっていることも珍しくなく、車のタイヤがパンクしてしまうことが良くあるようです。
しかも、こんな雨の日ならなおさら。

五家荘最初の目的地は「緒方家」です。
知り合いの家ではありません。平家の子孫である緒方氏の屋敷です。

五家荘の平家伝説は八代市ホームページで分かります。
(ここでは割愛・・・)

現存しているものは約300年前に建てられたもの(復元)だそうです。

緒方家1

とても雰囲気ある建物です。
(雨が強かったので外観は撮影してません)

見学するには入館料が必要です。(大人200円、子供100円)
ここもスタンプラリーのポイントです。

管理人のおばちゃんが、丁寧に解説してくれました。

緒方家2

とても落ち着きたくなる雰囲気で、ここでのんびりしたいと思いました。
なんとなく田舎に帰省したような気にもなります。

壇ノ浦の戦いの後、この地に逃れてきた平清経(清盛の孫)の子孫が緒方姓を名乗り、今なお脈々とその心を受け継いでいる象徴的建物ではないでしょうか。

なお、五家荘は菅原道真の子孫が住み着いたという伝説の地も含んでいるので、ちょっとややこしいです。
こちらの伝説にも「左座家」という建物が残っています。

緒方家3

この棚は、生首を置いていたらしいです。
血が滴るので、ちょっと奥に引っ込んでいるということですが。
真偽はともかく、こんな「へー」という話がいくつかありました。

隠れ部屋も2階にあります。(今はすぐ分かるようになってます)

途中トイレを探したら、貼り紙がしてありました。
緒方家4

展示用の「厠」でした。
何が展示してあるのか興味があったので覗いてみました。
(実際は暗かったのでフラッシュ撮影しました)
緒方家5

昔は使われていたのでしょう。今は展示されているだけです。
小のほうもありました。
どちらも木製で、当時は手入れが大変だったろうと思いましたね。

ほんと、丁寧にいろんな話を聞かせていただいたので、とても楽しめました。

予定より長居してしまいました。
昼食は別で済ませましたが、どうしても「平家の里」に行きたかったので、先を急ぎました。
(雨でも施設が閉まっていることはないだろうと聞いたので)

でもその前に、「左座家」に行くことにしました。

雨の中、ちょっと急ぎ目に車を進めていると、珍しく対向車と出会いました。
地元の人らしい軽トラックです。
道幅が狭いため、ゆっくりと離合していると、軽トラのおじちゃんが窓を開けて何かを叫んでいます。

こちらを窓を開けて聞いてみたのですが、雨音も交じっており、うまく聞き取れません。
というか、方言がきつく、早口だったので、かなり難解でした。
でも要点は分かりました。

 この先で6トンくらいの大きな落石があった。
 自分が押して、ようやく軽トラ1台が通るくらいにした。
 おたくの車ならひょっとしたら通るかもしれないが、分からないよ。

と理解しました。(正しいかどうかは不明)
実際はもっと長く話したのですが、こちらが申し訳なくなるほど聞き取れませんでした。
ともかく危険を承知で「左座家」に向かう必要はないので、「平家の里」に行先を変更。
いつ落石があっても慌てないよう心構えを持って・・・。

嫁さんはどこかに立ち寄るということに不安いっぱいのよう。そして娘は寝てしまいました。

「平家の里」の途中で、「樅木吊橋」(もみぎつりばし)に寄りました。
この吊橋は、以前はかずらの橋で、生活道として利用されていたそうです。
現在は、「あやとり橋」と「しゃくなげ橋」の親子橋として観光名所の一つとなってます。

駐車場に着いたとき、娘がまだ寝ていたので、私一人で見に行くことに。
ここには5年ほど前に来たことがあったのですが、そのときとちょっと様子が違いました。

樅木吊橋1

昔の記憶とは違い、駐車場から結構歩きました。
傘を片手に、すべらないように気を付けながら。

でも、この自然は何とも言えない気持ちの良さがあります。
たまにはいいもんです。
紅葉が素晴らしいのも分かりますが、私はこの緑も大好きです。

樅木吊橋2

まあ、こんな落石があるのも自然ならでは。

樅木吊橋3

途中、展望所にも立ち寄り、10分ほど歩くと吊橋に到着。
一人で楽しみました。

樅木吊橋4

親子吊橋の親のほうからの写真。
下の川の勢いがすごいです。

向こう岸に渡って気づきました。
昔来たときは、反対側に駐車したことを。
しかも、そちらが断然近いし・・・。

車への帰り道は、足がうまく上がらないくらい疲れました。
駐車場に辿り着くと、娘は起きてました。
なので、反対側に回り、あらためて家族で吊橋を楽しみました。

もう夕方4時半。
「平家の里」も近かったのですが、翌日に持ち越し、宿泊先へと急ぎました。
もっといろいろ行きたかったのですが残念でした。
雨だし、暗くなると、何が起こるか怖いですしね。

続きは「後編その1」へ
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