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画像ナシでお届けするグルメルポ <うなぎ編>
2010 / 06 / 11 ( Fri )
久しぶりの挑戦です。
結構な労力を使うので、普段はなかなか書くことができません。

外食自体減ってるし・・・

逆にその反動で、たまに大盤振る舞いもしたくなるんです。
(支払い時に後悔することも)

では、どうぞ。


なかなか休みがとれないので、家族で出かけるということが少なかったのですが、久しぶりにお昼ご飯を奮発して“おいしいもの”を食べようと計画。
そこで、家族(嫁さんと娘の2人)に意見を聞くと・・・
「うなぎ!」
と想像もしなかった言葉が娘の口から出てきました。
一体どこで憶えたのか、その味を知っているのか疑問でしたが、かたくなに主張するので、“うなぎ”を食べに行くことにしました。

時間があれば人吉(ひとよし)へと足を伸ばすのですが、午後から仕事へと出かける予定なので、近場で探すことに。
と言っても“食”についての情報が少ない私が思い付くのは、熊本市川尻にある有名なうなぎ料理のお店「W松屋」のみ。
(去年まで近くに住んでいたし・・・)
何度か行ったことのあるお店だし、ついでに寄りたいところもあったので、さっそく出かけることにしました。

昔ながらの風情を残す熊本市川尻。
とっても好きなまちの一つです。

家からは約30分程度。
川尻の商店街を抜け、歴史ある酒蔵「瑞鷹」の前を通り、お店に到着。
(この酒蔵には何度か新酒まつりにも行きました)

久しぶりに行った「W松屋」は、以前よりも駐車場が増えているような気がしました。
正式には「七代目 W松屋」のようです。(看板などを見ると)

ここは、今から約160年前の江戸時代(安政年間)に初代の善兵衛さんという人が創業して、現在七代目になります。そして、肥後象嵌(ひごぞうがん)と並らぶ歴史を持ち、“熊本にたった一軒”の古い伝統を持つうなぎの老舗です。
(と箸袋に書いてありました)
細川のお殿様も食されたそうです。

「古い伝統」がどういう定義かは知りませんが、“熊本にたった一軒”と自信を持ってうたっているところに、その味へのこだわりもうかがえます。
もちろん期待も高まります。

正午前なのに、結構一杯の駐車場に車を停めていると、ちょうど他の車も2台ほど停めていました。
繁盛店によくある光景ですが、待ちたくないので、できるだけ早く店内に入って受付をしようというと、車から降りた人は、みんな先を急ぐように店内へ。
しかも、あからさまに走るのではなく、ちょっと早歩きで、受付担当の人のみが先に行くのです。
(うなぎは時間がかかるということもあるからでしょう)
娘がいる私たちは不利な状況でした。
先に車を降りようとしていたのですが、先を越されてしまいました。
(ちょっとくやしい・・・)

お店の入口横からは、強力な換気扇がワンワンとうなり声をあげ、もうもうと煙を外に吐き出していました。
娘が「火事みたいだね」と言ってましたが、まさにその通り。
でも、火事とは違い、とってもいい匂いがします。
この匂いに胃袋も刺激され、食べるのがとっても楽しみになるんです。

店内以外と広く、右手には、増築されたように見える新しめのテーブル席が並ぶ部屋、そして左奥にも部屋があるようでした。(見えませんでしたが・・・)
正午前なのに、通されたテーブル席が並ぶ部屋は満席でした。
さすが老舗の名店です。

家族連れ、上品な奥様グループ、仕事途中のおじさんなど客層はさまざま。
(上記は見た目のイメージです)
かつては殿様も食した老舗でありながら、客層を選ばない敷居の低さが長年続く人気の証なのでしょう。
なので私も(たまにですが)行くことができるのです。
ちなみに子ども用の椅子はありませんでした。

何を食べようか考えながら席に着くと、お店の人がお茶とメニューを持ってきました。
そのメニューを見て、ちょっと驚きました。
メニューには4つしか書いてありません。

蒲焼御膳(松)2800円
      (竹)2300円
      (梅)1800円
うな丼     1500円

以上。(記憶を頼りに書いたのでちょっと間違っているかもしれません)

しかも、内容もよく分かりません。
娘には、私たちのを分けてあげればいいかとも思いましたが、その量も不明なので、結局、蒲焼御膳(松)2つとうな丼1つを注文しました。
(ちょっと嫁さんは心配そうな表情でしたが・・・ ※予算的に)
後で聞きましたが、土日はお客さんが多いので、こういうメニューになっているそうです。
なので平日などは、いろいろとメニューもあるようなんですが、残念ながら行った日が土曜だったため、選択しが限られてしまいました。
まあ、これも経験です。

先ほどの駐車場から店内へのバトルと同様、注文のスピードも重要。
私たちが、たった4つの中で、何にしようかと考えている横で、座ったとたんに店員さんを呼んで、注文する人たちもいました。

“うなぎ料理”は基本的に注文してから結構待ちます。
周りに迷惑がかからない程度に、娘と手遊びなどをしながら、料理が運ばれてくるのを待ちました。
約10分くらいでしょうか・・・料理が運ばれてきました。

まずは「蒲焼御膳(松)」。
メニューの中で一番高い料理です。
2段の重箱には、御飯(下段)とうなぎ(上段)がそれぞれ入っています。
たっぷりのタレが付いているうなぎは、名刺サイズ程度にカットされ、計6枚入っていました。
なかなかのボリュームです。

見た目、匂いの両方ですっかり虜です。
あと、肝吸、肝の煮付け(?)、骨煎餅、香の物、デザートが付いています。
娘の分のうな丼も結構な量でした。

そしていよいよ・・・と行きたいところですが、“猫舌”の私はすぐには食べません。
熱いままに食べてしまうと、「アツッ、アツッ」となって、十分においしさを堪能できないのです。
(もったいない!)
最初から最後まで、しっかりとおいしさを味わうために、ちょっと我慢するんです。

なので、まずは隣りに座った娘のうな丼を、重の蓋(の裏)を取り皿替わりに使用して、食べやすいように取ってあげます。
(子どもにこんな贅沢いいのだろうか・・・と思いながら)
当然ながら娘はおいしそうに食べます。
向かいに座っている嫁さんも、笑顔で、黙って食べています。

ようやく、うなぎを味わう準備が整いました。
目視で、うなぎと御飯の配分を決め、まずはうなぎを約2センチ四方程度の大きさに取り、満を持して口へと運びます。
やわらかいうなぎの身と、ほんのり甘みのあるタレが、一口サイズにもかかわらず、口の中に広がります。
予想通り・・・いや、それ以上のおいしさに大満足。
目をつぶって、モグモグしていると、嫁さんに笑われてしまいました。
(おいしいものを食べるといつも目を閉じてしまうんです)

最初の一口の余韻に浸った後は、ちょっと大きめのサイズにして、次々口へと運びました。
結構なボリュームなので、すぐにはなくなりません。
途中、肝吸いなどをいただき、じっくりと時間をかけていただきました。

「おいしいねえ」
「うん、おいしい」
「おいしー」
この言葉が私たちの間で、何度飛び交ったことでしょう。

“あんこ”や“せいろ蒸し”でなくても、こんなにおいしくうなぎをいただけるなんて、さすがです。
“川尻”そして“老舗”というのも、脳内に旨み成分を分泌させる効果があるのかもしれません。
(なんとなく)

お腹も一杯になり、最後のデザートを残すのみとなりました。
と、隣りの娘を見ると、まだ5分の1程度を食べたところ。
その時点で、「おなかいっぱあい」と言い出しました。

やっぱり・・・
4才には多すぎたようです。
(そもそも、本当にうなぎが食べたかったのでしょうか???)
さらにお腹が膨れ、デザートの寒天のようなものは残してしまいました。
腹十一分目くらいだったせいなのかもしれませんが、ちょっと残念です。
(絶品であれば食べていたかも)

ともかく“うなぎ”には大満足。
高いお金を払った甲斐がありました。
(家族サービスもできたことだし)

店を出るときに、例の煙にまたもや包まれたのですが、やっぱりおいしい匂いがしました。
そして、また“うなぎ”を食べに行こう、と思うのでした。

その後、食べすぎたので、近くを散策(後日紹介します)して帰りました。
川尻って、ほんと良いところですよねー。
(おわり)
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コメント
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うなぎは大好物です。
土地柄こちらは柳川が有名ですね。
しかしうなぎを美味しく食べられる4歳、素敵ですね^^
あ~食べたくなってきた(笑)
by: ゆったり人 * 2010/06/12 09:40 * URL [ 編集] | page top↑
--Re: タイトルなし--

ゆったり人 さんへ

娘がうなぎの味を分かっているかどうかは疑問です。
その後に行った「T明堂」で買ったアイスのほうが、おいしそうに食べていたし・・・。
柳川のうなぎもおいしそうですねえ。
by: 管理者U * 2010/06/16 23:05 * URL [ 編集] | page top↑
--うう~♪--

ヨダレがでてきます。
おいしいうなぎは「ふっくらほっこり」していますよね。
リッチに食べておられる感じが伝わってきます。(^^)

ウチがうなぎ屋さんに行ったのは何年前かな?
そろそろ味を忘れてしまいそうです。(^^;)
by: とっちん * 2010/06/17 21:17 * URL [ 編集] | page top↑
--ようこそ熊本へ--

僕の友達は熊本に来て18年。大の大の熊本ファンです。僕は毎週熊本に来て2年。大嫌いになっているところです。あなたのブログを読ませて頂き、すこし、良いところも探してみようかと考えている、考えている。・・・かな。
by: 立石平四郎 * 2010/06/20 18:54 * URL [ 編集] | page top↑
--Re: うう~♪--

とっちん さんへ

おいしいのは間違いありませんよ!
感動をぜひ味わってみてください。
その後、川尻のまち並みも楽しめますしね。
by: 管理者U * 2010/06/23 16:04 * URL [ 編集] | page top↑
--Re: ようこそ熊本へ--

立石平四郎 さんへ

コメントありがとうございます。
「熊本が大嫌いに・・・」ということですが、おそらく熊本はまだまだそんなもんなんでしょうね。

熊本の良い所・・・自分の住んでいる場所の良い所を見つけると、他の地域のことも違って見えるかもしれません。そんな気持ちでこのブログは続けています。(滞りがちですが・・・)

何かのヒントになれば幸いです。
よろしくお願いします。
by: 管理者U * 2010/06/23 16:16 * URL [ 編集] | page top↑
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