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魅惑の【ヌレ観音】(合志市)
2010 / 01 / 21 ( Thu )
熊本市から山鹿市へ向かうときに通る県道35号線(熊本菊鹿線)の途中、熊本市と菊池市の間に位置する合志市(旧合志町と旧西合志町が合併)あたりに看板があります。

「ヌレ観音」

この道はこれまで100回以上通り、ずっと気になってました。
なんとなく惹かれる名前ですよね・・・
(北海道には「ぬれせんべい」というのがありますよね)

先日、思い切ってその看板で右折し、確かめてみることにしました。
しかし・・・どこにも見当たりません。

数日後、2回目の挑戦。
ウロウロして、見つけました。

「黒松古墳群」(合志市)の一つが「ヌレ観音」という名前でした。

ヌレ観音1

かなり案内看板が痛んでます。
ほとんど人も来ないのでしょう。

この辺り(黒松という地名)には、古墳が集まっていて、9基の円形古墳と3つの横穴群があります。
その中で、直径40メートル、高さ8メートルという最大の円形古墳(一号古墳)が「ヌレ観音」と呼ばれているそうです。
熊本県内にある円墳の中でも最大級という説明が書いてありました。
しかも未開口で、内部構造は不明らしいです。
県内最大級なのに調査されていないというのも不思議です。
ひょっとしたら、お宝が眠っているかもしれません。

人の気配が全くせず、ちょっと怖かったのですが、せっかくなので思い切って行ってみることに。

林の中にゆっくりと足を踏み入れ、目的地へ歩きます。
木々が揺れ、枝葉がこすれあう音が妙に大きく感じました。

ヌレ観音2

一応、誘導看板がありました。
こんなところで迷ったらたまりません。

ヌレ観音3

最初に辿り着いた古墳です。
小さい(低い)せいか、どの部分が古墳か分かりません。

ヌレ観音4

隣りの古墳の標木は、朽ちて倒れていました。

ヌレ観音5

↑これ?

ヌレ観音10

道は草も刈ってあり、歩きやすいんですが、一人はやっぱり心細いですね。

ヌレ観音12

5分ほど歩いたでしょうか。
目的の「ヌレ観音」に到着しました。

そこそこ大きい木(何の木かは分かりませんでした)が2本あり、その後ろに古墳があります。

ヌレ観音6

古墳自体は結構急斜面です。

そこで、とても驚いたことが・・・

なんと、人がいたんです。
バイクに乗ってここまで来ていたようです。
そして、古墳を見上げていました。

まさか人と会うなんて・・・想像していませんでした。
びっくりしました。

ヌレ観音7

「ヌレ観音」の説明板です。
いつの頃からか分からないけど、古墳の最上部に3体の観音様が祀られているそうです。
そして、祠もなく野ざらしで雨に濡れているので「ヌレ観音」と呼ばれています。
下からは全く見えません。

せっかくなので、そこにいた人に声を掛けました。

「こんにちは。上に登られました?」

すると、

「いや、登っていいものか分からないので・・・」

との返事。
向こうも私が来て驚いたことでしょう。
しかも、仕事の途中のスーツ姿だったので、取材か何かと思われたのかもしれません。
(それはそれでいいんですけどね)

どうやら、古墳を登るという行為は、あまり良くないと考えられているようです。
(人のお墓ですから)
なるほど、私はそんなこと思いもしませんでした。

せっかくここまで来て看板だけでは意味がありません。
古墳の急斜面をなんとか登ってみました。
(誰かが登ったような跡がわずかですがありました)

ヌレ観音9

見えてきました。
3体の「ヌレ観音」様です。

ヌレ観音8

古そうな石像の観音様が3体並んでいます。
ちょっと感動しました。

左端の観音様はカラダ部分がだいぶ無くなっています。
野ざらしなので風化も早いのかもしれません。

まずは、手を合わせ、登ってきたことへの非礼を詫びました。

この観音様は、顔の部分と胴体が別々に作られていて、はめ込んであります。
あまり見たことのないタイプの石像です。
だからといって、頭部分を抜いたりは決してしません。
それこそバチが当たります。

地域の人の信仰を集め、お祭りもあっているそうです。
表情がとっても優しく、地元の人たちを見守っている雰囲気をとても感じました。
(地元といっても結構離れているようですが・・・)

来て良かったです。
温かい気持ちになりました。

降りて、先ほどのバイクに乗って来た人に教えてあげようと思いましたが、すでにいませんでした。
私は“バチ当たりな奴”と思われたかもしてませんねえ。

せっかくなので、近くにある他の古墳も見てみました。

ヌレ観音11

「鬼塚」と呼ばれている四号古墳です。
確かにこれだけ大きい墓を見たら、鬼のお墓と思うかもしれません。

他にも「稲荷さん」と呼ばれる六号古墳などもありましたが、時間の都合と道が狭そうという理由で行きませんでした。きっとそこは稲荷神社でもあるのでしょうね。

しかし、とても良い石の観音様に出会えてので想像以上に満足しました。
古墳内部を調査しない理由も分かったような気がします。
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コメント
--そうなんですよね~--

やっぱり古墳はお墓なので上をづかづか歩いたりするのには抵抗があります。
古墳だと知らずに歩いたことはありますが(>_<)

でも、ここの「ヌレ観音」さんは登らなければ見れないんですよね?
うーん、考えてしまいます。
それにしても、古墳の上に観音さん、そしてお稲荷さん・・
どういった謂われがあるんでしょうね?
by: とっちん * 2010/01/21 16:59 * URL [ 編集] | page top↑
----

とっちんさんへ

確かに古墳の上を歩くのは抵抗あるかもしれませんが、城南町の塚原古墳群などは、子どもたちが草すべりなどをして、楽しく(?)活用しています。
(ホントはいけないのかも・・・)

昔の人は、古墳なんて認識はなかったのかもしれませんね。ただの丘と思って、頂上に観音様を祀ったのでしょう。なので“墓荒らし”にも遭ってないのだと思います。
by: 管理者U * 2010/01/22 18:59 * URL [ 編集] | page top↑
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