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あの石は今
2009 / 03 / 02 ( Mon )
「あの人は今」に似ていますが、「あの石は今」です。

仕事の途中に通りかかった時に見かけた石。
宇土半島、道の駅「宇土マリーナ」の隅にある「大王のひつぎ」です。
大王のひつぎ
これは、宇土市網津地区で産出されていた阿蘇溶結凝灰岩「馬門石」(まかどいし)と呼ばれる石で造られ、赤っぽい独特の色合いから「阿蘇ピンク石」とも呼ばれます。
そして、この石が5~6世紀頃に奈良周辺の古墳の石棺に使用されたという事実が判明しました。その中には、推古天皇と竹田皇子の墓と言われる植山古墳(奈良県橿原市)や継体天皇の墓といわれる今城塚古墳(大阪府高槻市)などがあるので、「大王の・・・」と名づけられたのです。

まあ、「いわれる」「推測される」のレベルから抜けきらない部分もあるので、いろんな議論が行われているようですが、それも古代浪漫の魅力の一つ。
何かで読みましたが、このくらい古い歴史になると、「正しいことを証明するのは難しいが、正しくないことを証明することも同等に難しい」もんなんです。

この石棺を復元し、実際に奈良のほうまで運び、実証実験するという大プロジェクトが実施されたのが、2005年のこと。かなり大がかりなプロジェクトということもあり、全国的にメディアで採りあげられました。
(その経緯は、読売新聞ホームページで見ることができます)

大王のひつぎ看板
看板でも紹介してありました。

大王のひつぎ2
これが実際に運んだ木の舟です。
これで、約1000キロを航海したなんて、すごいパワーです。
ちなみに目的地まで34日間かかったそうです。
(帰りはトラックだったようで、ある意味文明発展の素晴らしさも実感したことでしょう)

あれから、3年半くらい経過しました。
宇土マリーナでは、運搬用の船には屋根で保護されていました。船は木製だからというのも分かるんですが、主役である「大王のひつぎ」が雨ざらしとは・・・。苔が生えています。(趣もありますが)

棺が乗っている木ぞりにはキノコが生えていました。
大王のひつぎ3
色がきれいだったので、撮影しました。

宇土マリーナ
古代の船と大王のひつぎの奥には、ヨットが並んでいます。
不思議な並びです。
こんな端っこにあって、誰か気づいてくれるといいんですが。

さて、馬門石は、古代の石棺だけでなく、いろんなところに使われています。
色もいろいろあるようです。
有名なところでいえば宇土市商店街にある石橋「船場橋」です。あれもうっすらと赤みを帯びていて美しい石橋です。(私の中では石橋ランキングの上位に入ります)
日本最古の水道・轟泉水道の石管にも使われています。
石切場の近くにある神社の鳥居も馬門石で造られています。(見に行きたいですね)

もっと、調査すると面白そうです。
学術的ではありません。
ただ見て「おもしろい!」または「なんかすごい!」と思うだけです。
それで十分です。

以上、「あの石は今」のコーナーでした。

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