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画像ナシでお届けするグルメルポ <そば編>
2009 / 11 / 30 ( Mon ) 4回目の今回は、何度も食べに行っているところで、常連です。
なので画像はあるんですが、あえて挑戦してみました。 画像を使用しないため、そこのお店のよさが十分に伝わらない可能性があるので、店名は公表していません。 (一部イニシャルを使用していますが、99%特定できると思います)←意味ナシ では、どうぞ。 そこは「C者館」という物産館の食事処です。 山鹿市菊鹿町の歴史公園鞠智城にあります。 (完全に特定できますね・・・) 今回は私一人(仕事のお昼)で立ち寄りました。 その鞠智城については、説明を省きますので、公式サイトをご参照ください。 「C者館」は、鞠智城のシンボルである八角鼓楼をモチーフとした木造りの瓦屋根の建物で、落ち着きのある雰囲気。 建物の外には、「お食事とカフェ」という文字の看板があります。 分かりやすいです。 自動ドアをくぐり、物産館内に入ると、天井の高い、円形のホールのような売店。 (そんな広くはないです) 話題の「菊鹿ワイン」(熊本ワイン製造)がまず目に飛び込んできます。 (人気のワインは抽選で販売しています) その後ろのほうには、地元の農産物が控えめに並んでいます。 物産館とはいっても、地元のものだけでなく、熊本県内各地の特産品も少しずつ置いてあります。 奥に進むと食事処です。 35人ほどで満席となりそうな広さの食事処は、テーブル席のみ。 シンプルなテーブルとは別に、背中の高い座り心地の良い椅子が印象的。 1時過ぎていたせいか、私以外のお客さんは老夫婦一組のみ。 一瞬、どこに座ろうか迷ってしまいました。 テレビが付いていたので、窓際のテレビがよく見られる席に座りました。 (一人ですから・・・) 「いつもありがとうございます」 女性のスタッフの方に声を掛けていただき、ちょっといい気分。 メニューはすでに頭に入っているんですが、一応、パラパラとめくり、「今日は何にしようか」と考えます。 ここの食事処では、火曜から金曜の平日のみ(月曜定休)に「日替り定食」を500円で提供しています。これがなかなか安くておいしいんです。 数種類の定食がランダムに提供されているようなんですが、以前来た時に食べた「アラ炊き定食」がサイコーにおいしかったので、今日それが出ていれば、注文する予定でした。 でも、違いました。 「サバ塩焼き定食」でした。 (これもおいしそうですが・・・) パラパラとメニューをめくるのと続け、悩みます。 「地鶏天とじ丼」(ミニうどん付)も500円でとてもおいしいんですが、1週間ほど前に食べたばかりなので、結局「天ぷら膳」を注文することにしました。 「天ぷら膳」は、天ぷら、ざるそば(温かいそばやうどんも可)、ご飯、漬け物などがセットで800円です。ボリュームいっぱいでとてもリーズナブル。 実はここは山鹿市にあるにもかかわらず「阿蘇・久木野そば」を提供しているんです。 特に観光客には嬉しいでしょうね。 ここで、自分がそれほどお腹がペコペコではないことに気付きました。 でも、気持ちはすでに「天ぷら膳」に傾いています。「天ぷら」と「ざるそば」を求めています。 そこで、勇気を振り絞って、注文を取りに来た先ほどの女性スタッフの方に聞いてみました。 「この天ぷら膳ですが、ご飯抜きってできます?」 (↑丁寧な口調で) 「はい、できますよ」 (即答) おー。頼んでみるもんです。 ただし、この時点で、「“ご飯抜き”がいくらになるか」は聞きませんでした。 (さすがにそこまでは・・・) 飲み物はセルフサービスなので、自分で取りに行くのですが、「客が少ないときは、ついでくれても・・・」と思わないわけではありません。お店の方針を貫いている姿勢(?)は感じます。 まあ、ささいなことですね。 「ごきげんよう」(※テレビ番組)を見ながら料理が来るのを待ちました。 そして、5分ほどが経ち、注文した料理が運ばれてきました。 「阿蘇・久木野ざるそば」は、結構量がありますね。 「天ぷら」は、エビ(1本)、しいたけ(半分)、ピーマン(半分×2切れ)、かぼちゃ(1切れ)が皿に盛ってありました。 「え、ピーマン!!!」 (↑心の叫び) 恥ずかしながら、子どもみたいに未だにピーマンが苦手な私。 もちろん、食べることはできるんですが、お金を払ってまで食べたくはありません。 でも出されたものは食べます。大人ですから・・・。 最初に久木野そばをつゆに半分ほどつけて食べます。 (私はすすらない派) これで、このお店のつゆの濃度を確かめ、次にどの程度つゆをつければ私にとってのベストな味になるかを調整します。 そして、麺をつゆにたっぷりとひたして食べました。 久木野そばの素朴な味わい(ちょっと田舎っぽい)が私は大好きです。 さすがです。 これで、ピーマンを食べる勇気が湧きました。 天ぷらは最初にピーマンを処理しようと箸を伸ばしました。 揚げたてで、見た目はいいんですが、頭の中ではすでにピーマンの苦さを想定し、唾液も多めに分泌されています。 何気ない動作でピーマンを口に運び一口(半分)食べました。 「あれ?」 想定していた苦みがありません。 もう一度確かめるように残りの半分を口の中に入れました。 「あれ?甘い・・・おいしー!」 一瞬混乱してしまいました。 こんなピーマン初めて食べました。 まだ信じられない私は、もう一切れのピーマンをゆっくりと噛みしめました。 やはり苦みがなく、甘みがあっておいしいのです。 ピーマンを5回以上口の中で噛むなんて、過去記憶がありません。 当然、他の天ぷらもどれもサクサクとおいしいのです。 むしろ、エビの天ぷらが一番普通の味でした。 ここの天ぷらで使っている野菜は、地元の生産者が朝持ってきたものを中心に使用し、とっても新鮮でおいしいものばかりだそうです。 ただし、いつもきまったものが出るわけではなく、旬もあるそうで、ピーマンは久しぶりに生産者が持ってきたのだと後でスタッフの方に聞きました。 おいしいはずです。 でも不思議ですねえ。「新鮮」とよく耳にしますが、味わってそれを実感したのは今回が初めてのような気がします。 べた褒めしていますが、あくまでも個人的感想ですので、その点はご注意ください。 (天ぷらなんでめったに食べませんし・・・) いやー「アラ炊き定食」が無くて良かったですね。 この感動体験ができないところでした。 伝票を見ると「650円」と書いてありました。 ご飯抜きとはいえ、天ぷらそばが650円なんて、採算がとれているんでしょうか? 客の立場としては嬉しいんですが、そうお客さんも多くはなさそうだし・・・。 (失礼) レジでお金を払うときに、「天ぷらがおいしかった」という話をして、素材のことを聞きました。 そこで、そのピーマンを販売している地元生産者の農産物のコーナーに行ってみました。 しっかりとあのピーマンが袋に入っています。 でも・・・ そこにあるピーマンはいつもと同じピーマンでした。 (おわり) |
八千代座のキャラクターで100万円!
2009 / 11 / 26 ( Thu ) 山鹿市は先日まで、100万円争奪の宝探しで盛り上がってましたね。
公式サイトには、その100万円を手にした方のインタビューが掲載されています。 (うらやましーかぎりです) そして今回。 山鹿市中心部の豊前街道のシンボル的建物である「八千代座」(やちよざ)が100周年を迎えるのを記念してキャラクターを募集しています。 そして、最優秀賞には、なんと100万円が贈呈されるというからすごいです。 国指定重要文化財の芝居小屋「八千代座」は、ついこの間まで、坂東玉三郎の公演が行われていました。 それにしても山鹿市って、ほんと太っ腹ですね。 10万円くらいでも十分だと思うんですが・・・。 賞金でキャラクターの質はさほど変わらないと思うし、どちらかというと選定する側が重要だと思うんですよね。(一般投票は別として) でも、応募したくなりました。 ■募集期間 平成21年11月16日(月)~平成22年1月15日(金) ※平成22年1月15日(金)必着 ■提出及びお問合せ 八千代座100周年記念事業実行委員会事務局(山鹿市教育委員会文化課) TEL 0968-43-1691 FAX 0968-43-1143 〒861-0541 熊本県山鹿市鍋田2085 詳しくは、「山鹿探訪なび」をご覧ください。 |
南阿蘇へ半日ドライブ②
2009 / 11 / 25 ( Wed ) 南阿蘇への半日ドライブの後編(「あか牛の館」の後)です。
「あか牛の館」で満腹になった私たちは、隣りにある「あそ望の郷くぎの」へ行きました。 この日は、快晴で気温もほどほどに暖かかったので、公園でカロリー消費をしようと思ったのです。 ![]() ほんと、たくさんのお客さんが来ています。 阿蘇五岳をバックに、ロケーションもすばらしいですね。 ![]() 物産館以外にも、別棟で、こんな駄菓子屋さんもありました。 どこか懐かしく、子どもが喜びそうな品揃えですが、親としては(子どもに)買ってあげたくないという気持ちになりますね。 すいません・・・。 ![]() 広々とした芝生の公園は、約3千坪あるらしいです。 無料のドッグランもあります。 ただし、遊具はすべり台1つだけなのが残念。 (まあ、遊具って結構・・・というかかなり高額だからでしょう) 写真では、人はあまり写ってませんが、実際にはたくさんの家族連れでにぎわっていました。 ![]() 草すべりをする娘と、「一緒にすべろう」と声をかけてくれたお姉ちゃんたちです。 お姉ちゃんたちのように、まだ一人で上手にすべれませんが、とても喜んでいました。 ![]() そのうち飽きて、最近興味を持ちだしたトランプをし始める娘。 (持ってきていることに驚きました) もちろん、こんな広々とした場所でトランプなんて恥ずかしくてできないので、私は傍観していました。 いや、暖かく見守っていました。 ほどほどにカロリーを消費し、ソフトクリームを食べて、それ以上にカロリーを摂取した後、家に帰ることにしました。 ![]() 帰る途中に立ち寄った「一心行の大桜」です。 なぜか、駐車場に車を入れることができませんでした。 (歩いても近寄れませんでした) 「一心行の大桜」については、宇城市三角町の「郡浦神社」へ行ったときの記事で少し触れていますので、そちらをご参照ください。 すぐ近くで牛が鳴いていました。 行ってみると・・・ ![]() あか牛です。 ![]() 私を見るや否や駆け寄ってきました。 ![]() ちょっと驚きましたが、なんとか踏みとどまり撮影。 「これがおいしい肉になるのかあ」と思いながら、複雑な心境で牛たちを見ました。 こんなとき、なんと声をかければよいのでしょうか。 (まあ、そんな必要もありませんが・・・) 他にも寄りたいところはあったのですが、何せ出発時間が遅かったので、このあと家へと帰りました。 熊本市内からであれば、午後からでもそこそこに阿蘇を楽しめることが分かりました。 今度は、冬景色を見に行きたいですねー。 |
南阿蘇へ半日ドライブ①
2009 / 11 / 24 ( Tue ) 久しぶりに家族(3人)が揃って休みだったので、なんとか時間をつくり南阿蘇へ。
その地域を選んだ理由は、以前抽選で当たった食事券の期限が迫っていたため。 (食事券が当たったときの記事はこちら) 11月末の有効期限ギリギリで、なんとか使用することができそう・・・と思っていましたが、熊本市を出発したのは午後1時。 この日は遅めの朝食だったものの、娘の「おなかすいたー」を20回以上聞かされながら、「阿蘇のあか牛」を目指しました。 天気はサイコーでしたが、のんびりドライブというわけにはいきませんでしたね。 カーナビの案内を無視しながら、連休最終日の混雑を避けつつ、最短時間(の気持ち)で南阿蘇村の「あか牛の館」に到着。 ![]() 2時近くでしたが、結構お客さんがいました。 ちょっと待っている間に、あか牛についての情報コーナーへ。 ![]() ジオラマです。 ここで、あか牛がいかにおいしいかを予習し、テーブルに着きました。 ![]() 大きなガラス張りの先には、阿蘇五岳が目の前に。 近いので、迫力があります。 ここは絶景を楽しめるレストランです。 ただ、手前にはグラウンドゴルフを楽しむ人々が・・・。 このグラウンドゴルフ場は、古墳のある場所につくられている珍しいコースです。 (さすがに古墳自体はコースになってません) 古墳の一つにはヤギがいたり、連れてきた犬をヤギにけしかけているおじさんがいたり、グラウンドゴルフでもめる家族がいたり・・・と、いろんな光景を見ることもできます。 さて、今回注文した料理は、「特撰焼肉風 サーロインステーキ定食」です。 ![]() 5000円という泡銭は、パーっと使うに限ります。 なので、一番高い(であろう)ステーキにしました。 メニューの頭に付いている「特撰焼肉風」というフレーズが気になりましたが、これは自分で焼くという意味でしょう。しかも「特選」ではなく「特撰」です。(シンニョウとテヘンの違い) ちなみに辞書で調べると、(こういう性格なんです・・・) 【特選】 ①特別に選抜すること。特別に選抜されたもの。 ②美術展覧会などで特に優秀と認めた作品をいう称。 【特撰】 ①特に入念に作ること。また作られたもの。 ②念を入れて選び出したもの テヘンのほうは、“つくった”という意味合いが強いようです。 (シンニョウのほうは選んだということですね) “大事にあか牛を育てました(つくりました)”という意味を表現しているのかもしれませんが、「特撰」の後に「焼肉」、さらに「風」まで付いていると、ちょっと疑ってしまいます。 (「○○風」って、あまりいいイメージがないもんで・・・) 結論↓ 特に大事に育てたあか牛の肉を焼肉っぽく自分で焼いて食べるサーロインステーキ定食 ということですね。 (当然ながら、その時はここまでは考えていません) ![]() 肉は、こういう具合にカットされた状態で出てきます。(生) ![]() その肉をこのように、焼肉の要領で焼いて食べます。 ちなみにこの(上の)写真には、普通の焼肉用の肉が混ざっていますが、どれか分かりますか? ![]() 携帯電話のカメラなので、あまりおいしそうには見えませんが、とても柔らかいお肉でした。 タレも醤油ダレ・味噌ダレ・塩ダレ(?)・塩・コショウと、選べるのが嬉しかったですね。 個人的には味噌ダレと塩コショウがおいしかったです。 ただ、ちょっと辛め(ピリ辛)のようで、娘はタレに付けて食べることができませんでした。 辛いといって、2回ほど肉を吐き出しました。 (ステーキではなく、安い肉を与えていたので、被害は少なかったです) ステーキの200gの肉は、あっという間になくなりました。 でも、プロの料理人に、サイコーの状態に焼いてもらいたかったですね。 焼き加減によって、多少味も変わってきますから・・・。 「焼肉風」の意味がよく分かりました。 ![]() あと、コーヒーのサービス(セルフ)は嬉しかったです。 口がこってりしていたので、すっきりと落ち着くことができました。 あか牛を食べたい方は、この「あか牛の館」へどうぞ。 ただし、焼肉が食べたい人におススメです。 参考:南阿蘇・久木野「あか牛の館」(有限会社くぎのむら)ホームページ |
報告
2009 / 11 / 22 ( Sun ) |
「ひかりん」追加しました。
2009 / 11 / 18 ( Wed ) 八代郡氷川町のキャラクター「ひかりん」を追加しました。
ちょっと違うパターンのキャラクターです。 詳しくは、「くまもと“ゆるキャラ”図鑑」のページをご参照ください。 関連情報として、ちょっと前に新聞にも載っていました。 南阿蘇村の「おばあちゃんの愛称募集」です。 (私はその新聞自体は読んでいませんが・・・) あ、募集期間は終了していました。 ![]() 南阿蘇村のブログに、その内容が掲載されています。 正式に言うと、このおばあちゃんは、「南阿蘇村地産地消推進のシンボルキャラクター」だそうです。 観光ポスターで有名になったおばあちゃんがモチーフになっています。 (誰が描いたのかなあ?) そのモチーフとなったおばあちゃんは、南阿蘇村観光協会のホームページで見ることができます。 (トップページの右下) 愛称ということは、正式に名前があるのでしょうか。 モデルとなったおばあちゃんの本名のことでしょうか??? 話は変わります。 ゆるキャラではありませんが、下の写真。 ![]() 携帯の画像なのできれいではありませんが、ある温泉のキャラ「どん太」です。(だと思います) あか牛です。 あか牛の肉をおいしそうにフォークで刺しています。 ちょっと複雑・・・。 |
完成!!!
2009 / 11 / 17 ( Tue ) 先日初めての陶芸体験(絵付け体験)をしたことを紹介しました。
※その時の記事 そのマグカップが完成しました! ↓これは焼く前の絵付けした状態 ![]() ↓これが今回の完成作品 ![]() 写真では分かりづらいですが、80%くらい縮んでいます。 色合いは、ほぼそのままで焼き上がっているので、とてもいい感じ。 思い付きで描いたにしては、そこそこの出来ではと、自分でも納得。 手にも“しっくり”ときます。 世界に一つだけのマイマグカップが出来て、とても嬉しいです。 みんなに自慢したいのですが、少し恥ずかしいですね。 ![]() さっそく、コーヒーを入れて、飲んでみました。 不思議です。 おいしくなってます! 熊本県内では、結構陶芸体験ができる窯元があるようなので、おすすめです。 思い出もいいですが、こうやってカタチが残るものもいいですね。 今度は家族で行きたいと思います。 ○あんずの丘伝承工芸館 TEL.0968-48-3050 営業時間:午前9時~午後6時(定休日:第3火曜日) 絵付け体験900円、手びねり体験1500円 ※随時体験可能だが、団体等もあるので、事前確認したほうがよい。 |
1年ぶりの【網田神社】(宇土市)
2009 / 11 / 16 ( Mon ) 宇土市にある「網田神社」(おうだじんじゃ)に1年ぶりに行きました。
七五三参りです。 熊本の七五三は他とは違うようで、女の子は数え3歳で「髪置き」の御祝いをし、翌年に「紐(帯)解き」の御祝いをするようです。 ※以前、ちょっと調べたことがあるので、「カラパパ子育て日記」をご参照ください。 ![]() 宇土市網田町にある「網田神社」。 立派な社殿が建っています。 1年前も紹介しましたが、この神社には、狛犬と並んで仁王像も建っているんです。 ![]() ![]() 阿吽ですね。 1年前は両方とも吽だと書きましたが、よく見ると、右側(下の写真)の仁王像は、ほんのちょっとですが、口を開いているようです。 着飾った娘をほっといて、石像の写真を撮っていると、冷たい視線を感じました。 (そりゃそうですよね) それでも、隙を見つけては、カメラを構える私。 ![]() 狛犬の台座にも細かい装飾が施されています。 (何の花かな?) ![]() 裏には寄贈した人の名前を建てた年月が刻まれていました。 「大正十三年十二月建立」です。 ひょっとしたら「天正」かもしれませんが、見た目が比較的新しいので、おそらく「大正」でしょう。 ![]() 仁王像の裏側です。 昨年は気付きませんでしたが、背中はのっぺりとしています。 見えない部分とはいえ、この手抜きは残念でした。 (埴輪っぽい・・・) ![]() 網田神社の由緒です。 健磐龍命を祀っていて、阿蘇神社の末社のようです。 創建は1144年と古く、約865年前ということになります。 前回からのナゾ「菊地經隆公 大山袛神」は未だに分かりません。 モヤモヤしますね。 ![]() 今回は社殿内でも撮影しました。 能面(だと思います)の紹介が額に飾ってありました。 室町時代のもののようです。 説明の最後に「京都国立博物館」と書いてあるので、そこで調査されたのでしょうか。 (ネットのデータベースでは見つかりませんでした) ↓八代市立博物館のサイトに少しだけ触れられていました。 http://www.city.yatsushiro.kumamoto.jp/museum/curator/ys_kantei.html ※第39回<能面編>内 こんな場所(失礼)で、能(またはそれに近いもの)が演じられていたなんで、なんと粋な土地柄だったのでしょう。 この地区が特別であったことを感じずにはいられません。 時間があれば、近くに網田焼の窯跡や、現在創作活動をされている窯などがありますので、そちらにもお立ちよりください。 (行きたかった!特に跡のほう・・・) |
今年もベランダに風物詩登場。
2009 / 11 / 08 ( Sun ) すっかり秋です。
寒かったり、暑かったりしていますが、秋には違いありません。 食欲の秋です。 私は、柿が好きで、とくに「元山」(がんざん)という昔ながらの、いわゆるゴマが入った柿が好きなんですが、今年は残念ながら実家の柿の木が裏年のせいか不作でした。 物産館にも出回っているようですが、もうその季節も過ぎてしまいました。 (もっと食べたかった~) 有名な俳句に、 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺(正岡子規) (明治28年11月8日「海南新聞」※現「愛媛新聞」発表) というのがあります。 正岡子規と言えば、11月29日から始まるNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」の重要人物の一人です。 以前記事でも採り上げましたが、熊本の「三角西港」や「五高記念館」などでロケが行われました。明治時代の面影を残す貴重な施設です。 ちなみに、原作の「坂の上の雲」(司馬遼太郎)は、まだ途中までしか読んでません。 (長いんですよねえ・・・) 上の柿の句には、下敷きとなる句があったそうです。 それは、正岡子規の友人の 鐘つけば銀杏ちるなり建長寺(夏目漱石) (明治28年9月6日「海南新聞」発表) という句です。 夏目漱石が先に発表したこの句に対して、正岡子規は「柿くへば・・・」を作ったそうです。 ※参考サイト 参考サイトで知ったのですが・・・ ![]() 俳句がそのまま・・・の、ゆるキャラです。 頭に法隆寺って、鞠智城の「ころう君」に通じるものがありますね。 話を戻します。 今は、冬柿が出回っていますが、どうも苦手・・・というか、「元山」ほどおいしいと感じません。 そうなると、恒例の“あれ”をしなければならないと思い立ちました。 ![]() 袋いっぱいの渋柿を山鹿市のあんずの丘の物産館で購入。 一袋300円でした。(大きいものは800円というものありました) ![]() 小ぶりの渋柿です。 ヘタの部分が“T字”になってますね。 紐を掛けやすくなってます。 そうです。干し柿を作ろうと思い立ったのでした。 最初は嫁さんに、ベランダに吊るし柿なんて・・・と嫌がられましたが、最近では「言ってもムダ」ということで、あきらめているようです。 なので、皮むきから吊るす作業まで自分ひとりで行います。 (当たり前?) 全部で44個入ってました。 (ちょっと多かったかな・・・) ![]() 吊るし柿の完成です。 洗濯物と並んで干されています。 これぞ、秋の風物詩といったところでしょうか。 これを見た人が、「お、秋だねえ」と感じてもらえるといいですね。 宇城市の豊野地区に行くと、すばらしい吊るし柿の風景を見ることができます。 本格的に見たい方は、そちらへ行ってください。 ![]() T字のヘタが取れてしまうと、残念ながら吊るせません。 ネットに入れたり、何かでヘタ部分を作るということはできますが、めんどうなので、写真のように放置しています。 鳥に食べられなければ、ちゃんと干し柿ができることでしょう。 ちなみに、私は“カチカチ”になった干し柿は甘過ぎて苦手です。 そうなるまでの途中の、“ぷよぷよ”した状態が、甘さも絶妙で、絶品だと思っています。 (いろんな意見があるようですが・・・) 今の時期はおそらく、ほとんどの家庭で柿を食べていることでしょうから、家族で柿談義にふけるのも秋の夜長の過ごし方としておすすめです。 ぜひどうぞ。 |
数字で見る熊本(平成20年熊本県観光統計)
2009 / 11 / 07 ( Sat ) 毎年、熊本県内の観光客数等の統計が発表(熊本県より)されていますが、先日も平成20年の「熊本県観光統計」が発表されていました。
いろんなところに行っている私としては、ちょっと興味もあり、ざっとですが見てみました。 (仕事上でもちょっとは必要なので・・・) 興味がある人はこちらのサイトをご覧ください。→平成20年熊本県観光統計(熊本県) 平成19年との比較で見ると、全体として観光客数は減っています。 原油高、不景気などの要因があるのではと説明されています。 ただ、「本丸御殿」が完成した熊本市、「青井阿蘇神社」が国宝になった人吉(それと八代も)などは増加しています。 そう考えると、やはり話題の観光スポットやイベントなどが大きな集客力を持つということなんでしょうか。まあ当然ですけどね。 その観光スポット(施設)別の集客ランキングもありました。 1位・・・阿蘇ファームランド(332万人) 2位・・・熊本城(203万人) 3位・・・阿蘇山上駐車場(148万人) また4位~6位は「道の駅」でした。 (道の駅は観光客ばかりとは限らないので、何とも言えません) 阿蘇ファームランドはすごい数ですが、前の年よりも70万人以上減っています。逆に熊本城は80万人増えています。 (来年の統計には、熊本城に私が先日行ったときに「2」がカウントされるんでしょうね) 団体客を集めることのできる施設に、やはり多くの人が訪れているようです。 統計には詳しい情報も載っていますんで、見てみると面白いですね。 ちなみに神社もいくつか統計が出ています。 阿蘇神社(38万人)、青井阿蘇神社(13万人)、粟島神社(26万人)の3つ。 宇土市の粟島神社って、こんなに人が訪れているんですね。 ただ、熊本市の藤崎宮秋季例大祭(馬追いですね)は、イベントだけで30万人が訪れます。 カウントの方法は分かりません。 神社って誰が数えているんでしょうか? おみくじの販売数かな? こうして見ると、熊本の観光って、やはり「熊本城」と「阿蘇」なんでしょうね。 各地域でいろんな取り組みが行われて、努力していても、そう簡単には数字として表れないものです。 でも、何もしないと減っていくでしょうし・・・大変なことですね。 今年は、続いている不況や新型インフルエンザなどの影響があるとは思いますが、どうでしょうかねえ。SLが復活したり、スザンヌががんばったり、高速道路が1000円になったり、後は・・・まあ、プラスの要素もいろいろあるでしょう。 私も、何ヵ所かでカウントに貢献したのでは・・・? (でも、あまり意味のないカウントかも、お金もあまり使わないし・・・) まあ、本当の魅力というのは数字だけでは分かりません。 一人ひとり捉え方も違いますし。 なので、こういう統計は参考程度の資料として見てみると楽しめるかもしれません。 |
着々と石コレクションが増えてます。
2009 / 11 / 04 ( Wed ) 10月も終わり、「阿蘇まるごと検定」と「くまもと水検定」の申込締切となりました。
結果はまだ公表されていませんが、こういうしっかりとした取り組みは、絶対数は少ないにしろ、受験者がいなくなるということはないと思いますね。多くは、そういう真面目な(?)受験者、そして合格者の取り扱いに苦慮しているようですが、主催者にとっては「試験を実施する」ことで精いっぱいなのかもしれません。 (あまり勝手なことは言えませんが・・・) 検定ブームも過去のもの・・・と思っていましたが、何やら新しい検定も始まっているようです。 (熊本ではありません。・・・というかエリアは九州です) えっと、検定のことを書くつもりではなくて・・・。 そうです。「石コレ写真館」に、新たに3点の写真を追加したんです。 (まだテスト中) 「ぺーが墓」(天草市) → 関連記事 「不動岩」(山鹿市) → 関連記事 「大鞘樋門」(八代市) → 関連記事 です。 どれも、過去に記事とで紹介した“石”たちです。 左メニューの「気まぐれ・・・」にも追加しました。 「ぺーが墓」については、墓石を出すときりがないと思ったのですが、そもそも「石」をテーマにしたこと自体、きりがない作業なので、深くは考えないようにしました。 個人的な趣味です。 さらりと流してください。 |
画像ナシでお届けするグルメルポ <イタリアン編>
2009 / 11 / 03 ( Tue ) シリーズ化というほど力を入れているわけではありませんが、3回目の挑戦です。
(書いている途中でヤメた記事もあるんですが・・・) 画像がないので、そこのお店のよさが十分に伝わらない可能性があるので、店名は公表していません。 (一部イニシャルを使用していますが、99%特定できると思います)←意味ナシ では、どうぞ。 そのお店は山鹿市にあります。 普段お世話になっている方の知り合いのお店です。 仕事の後に、そのお世話になっている方に連れて行ってもらっただけでなく、気前よくご馳走していただきました。(普通は逆かも) 山鹿市中心部にあるイタリアン料理「B亭」は、古い(←良い意味で)喫茶店を思わせる外観で、親しみやすい印象。店内は、20人ほどで満席になりそうな小ぢんまりとした造りでした。 なんと、大相撲力士「千代H鵬」の親父さんのお店なんです! (びっくり!) そういえば、今度「大相撲山鹿場所」が開催されますね。 テーブル席にクライアントのエライ人(←ご馳走してくださった方)と事務の女性とそこの元スタッフと私の4人が座りました。 他にお客さんはいませんでした。 イタリアンと聞いていましたが、座って正面には「佐賀牛」のポスターが2枚貼ってあります。 シズル感たっぷりのそのポスターに目は釘付け。 「うわー、おいしそうですね~」 と言いながら、クライアントのエライ人の顔色をうかがいつつ、メニューに目を通しました。 パスタやピザがいろいろあり、みんなでどれにしようか悩んでいます。 他にもメニューがあり、覗いてみると、 ・ハンキングステーキ(150g)1050円 ←何かよく分かりませんでした。 ・サーロインステーキ(150g)3500円! ・テンダーロインステーキ(150g)3500円! ・ハンバーグステーキ(180g)1600円 ※牛肉100% ・チキンステーキ1050円 と、とても興味深い料理が書いてあります。 自分のお金なら、迷わず選ぶのですが・・・この日はちょっと勝手が違いました。 ステーキのメニューを見ていると、お店の女性の人が、「お肉はグラムを増やすこともできますよ」と説明してくれました。なんだか背中を「ドン!」と押された気持ちになりました。 そうこうしているうちに、まず元スタッフの人(スポーツマン)が、 「オレ、ハンバーグステーキにしよう。ご飯大盛りで!」 (えーお肉じゃないの???) すると、クライアントのエライ人が、 「じゃあおれもハンバーグで」 (えー???) そして、事務の女性の人が、 「パスタにしよう。ゴンゴゾーラお願いします」 「・・・」 サーロインステーキを注文するのにかなりの勇気がいる状況になってしまいました。 私が躊躇していると、クライアントのエライ人が、 「あと、●△×ピザね」(←憶えていません) と追加注文。 この流れで、サラリと注文しようと思い、 「サーロインステーキお願いします。150gでいいです」 グラムを増やさなかったことを強調し、エライ人にすかざず、 「ほんと、ありがとうございます」 と御礼。 苦笑いされましたが、無事意中のメニューを注文することに成功しました。 (ソースはガーリックソースを選択) 肉はもちろん「佐賀牛」です。 ここでは、お願いすると肉をカットして出してくれます。(どちらにするか聞かれます) 料理を待つ間、いろいろと話をするのですが、私の背中のすぐ近くが厨房なので、マスターが調理する「ジュージュー」という音が聞こえてきます。 気になって仕方ありません。 最初にゴンゴゾーラが来ました。 ちょっといただきました。 チーズが苦手な人もいるかもしれませんが、濃厚なソースがいつまでも口の中に残り、少しの量でもそのおいしさが十分分かりました。 そしてハンバーグステーキがやってきました。 鉄板の上でジュージュー音を出しています。 牛肉100%で、レアでも食べれそうです。結構ボリュームもあります。 特製のデミグラスソースがとても合います。 (これも一切れいただきました) そのとき・・・厨房で、「ゴーッ!」という音とともに、大きな炎が上がりました。 フランベですね。 そう、いよいよです。 サーロインステーキも鉄板に乗って登場。 ハンバーグステーキよりも、やや重厚感のある「ジューーーーッ」という音が心地よく響いていました。(←やや妄想) 私の前に置かれると、他の3人の目線がその鉄板に集まります。 150gということでしたが、もっとあるように見えました。 カットしてあるので、中の赤みもちょっと見え、もう居ても立ってもいられない状態に。 いやしかし、ここはガマンです。 「どうぞ、皆さん取ってください」 と、声を掛けました。 おそらく、他の人も私に近い状態に違いないからです。 「さすが、うまいねえ」 などなど みんなが佐賀牛のおいしさを味わいました。 (ちょっとなので、欲求不満になった人もいたかも・・・) 肉を口に入れて噛むと、肉汁と旨味が口の中に広がります。(定番) ガーリックソースも最高でした。 付け合わせの野菜もとてもおいしかった~。 とても幸福でした。 ただ、こんなのをしょっちゅう食べると死んでしまうんじゃないかと思うくらい私には贅沢な味でした。 脳にこのおいしさをしっかりと記憶するように、ゆっくり、ゆっくり、味わいながら食べました。 ご馳走していただいたクライアントのエライ人に本心から、「ありがとうございました」と言いました。 (さっきのは?) お肉でお腹が満腹だったのですが、チーズがたっぷりのったピザも食べました。 結構大きかったのですが、意外にも、3切れも食べれました。 ステーキにはかないませんが、さすがイタリアンのお店です。 (おそらく)家族3人で切り盛りされているお店らしく、雰囲気もとても親しみやすくて、居心地が良かったですね。変に緊張せずにおいしいステーキを食べることができたというのも、良かったです。 今度は、自分のお金で食べに行きたいですね。 そのときは250gぐらいに挑戦しようと思います。 イタリアン編でしたが、なんだかステーキのお店紹介のようになってしまいました。 「B亭」は、夜しか開いてませんのでご注意ください。 (おわり) |
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平清盛は肥後国司だったこともあり、熊本は平家の地ともいえるんです。
おっしゃるとおり、長男の重盛の関係する事柄は、ほんと多いです。
不思議で管理者Uくまもと平家遺産めぐり【1】源氏方武将の首を持つ相良観音(山鹿市菊鹿町)お帰りなさい
こちらはそんな平家がらみの逸話があったんですか、知らなかった^^;
熊本の平家遺産巡りは気持ちはあるんですが、なかなかはかどっていません
TVでは平らぼっちくまもと平家遺産めぐり【1】源氏方武将の首を持つ相良観音(山鹿市菊鹿町)Re: はじめまして!まるみ さんへ
ありがとうございます。
「よへほ号」安いですよね。
4900円で乗り放題なんて・・・
熊本の情報といっても、ちょっと偏ってますので、ご了承く管理者Uくまもと平家遺産めぐり【1】源氏方武将の首を持つ相良観音(山鹿市菊鹿町)Re: 平家源氏伝説山鹿市某 さんへ
このネタに興味を持っていただいてうれしいですね。
もっとマニアックネタ(山鹿も)ありますよ。
ご期待ください。管理者Uくまもと平家遺産めぐり【1】源氏方武将の首を持つ相良観音(山鹿市菊鹿町)はじめまして!はじめまして、こんにちは。
ブログランキングからきました。
山鹿にはよへほ号で1回だけ行ったことがあります。こんな大きな観音様がいらっしゃるのですね。
行ってみまるみ神社も変遷し、代々受け継がれているんです【代継宮】(熊本市)Re: タイトルなし○○ さんへ
ありがとうございます。
住んでいるところを知らない・・・私も実感しています。
車での移動が多いので、たまに歩くといろんな発見があります。
ささやか管理者Uくまもと平家遺産めぐり【1】源氏方武将の首を持つ相良観音(山鹿市菊鹿町)平家源氏伝説知りませんでした。
すごい興味深いです。山鹿市某